羽毛の偽装~カシミア偽装事件~
2013-05-18
テレビのニュースでカシミアの偽装について放送がありました。
東京都がネット販売で販売されているカシミア商品の50アイテムを抜き打ちで検査した結果、約3割が偽装だったそうです。たとえば、カシミア100%と表示されていた商品が実はアクリル100%という結果もありました。このままではネット販売の信用性は落ちるばかりです。
値段が高い商品であれば品質は確か、と言うわけでもないようです。
カシミアの偽装は、最近始まった問題ではありません。数年前からこのようなことは行われていたようです。
たとえば、2007年に有名なセレクトショップであるユナイテッドアローズで品質の偽装が発覚し、業務改善命令が出されています。偽装の問題はなかなか改善が難しいようです。
羽毛布団の偽装は大丈夫?
カシミアでこれだけ偽装があるとするならば、中身が見えない分だけ品質もわかりにくい羽毛布団の信用性はどうでしょうか?
抜き打ちの品質検査のうわさは聞きませんが、カシミアよりも以前から羽毛布団の品質の偽装は問題になっていますから不安になります。
羽毛の偽装については整備が進み、近頃では店舗では少しは安心して購入できるようになってきたのですが、カシミアの偽装問題を考えるとまだまだ油断はできないようです。
カシミアにしても羽毛にしても、品質は素人では判断しきれませんから、消費者はメーカーや商品を信じるしかありません。
偽装のニュースはこれ以上耳にしたくはありません。偽装がないようメーカーを信じるしかないようです。