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ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団って本当にお買い得なの?
ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団の口コミ・評判
今日車に乗ってニッポン放送を聞いていたら、羽毛布団のラジオショッピングをやっていました。
ちょっと気になったのでそれについて書いてみたいと思います。
そこまで詳しく一語一句覚えていないのですが、まず、ラジオで言っていたのが、「羽毛の混合率は通常50%~70%が多く、この羽毛布団はなんと90%」
これを聞いたとき、おいおいさすがにそりゃないだろうと。
他の羽毛布団屋さんがちょっと怒りそうな表現です。
このサイトでもかなりの羽毛布団を紹介してきましたが、いくら安くても羽毛の混合率は大体85%以上はあります。
正直その辺のスーパーへ行って羽毛布団を見てみても混合率が50%なんて売っているのをほとんど見たことがありません。70%の混合率ですらあまり見かけることはないですよね。
で、このニッポン放送のラジオリビングの羽毛布団、ハンガリー産の羽毛が90%で立体キルトで国内仕上げでシングルが28,800円。
これだけではちょっとお買い得なのか分からないのでもう少し詳しくスペックを見ていきます。
まずハンガリー産の羽毛ですが、これグースではなくダック。
産地はいいとしても高品質なグースの羽毛ではありません。
もちろん一概にはいえませんが、一般的にはダックよりもグースの方が、ダウンボールが大きく保温力に優れています。
立体キルトは今や当たり前ですからこれも売りにはなりにくい。
側生地は超長綿100%でこれはよさそうです。
ダウンパワーを示すラベルはロイヤルゴールドラベルが付いています。
このスペックでシングルサイズが28,800円がどうかというと、正直、妥当。
とってもお買い得とまではいかないかなというのが感想です。
ただ、この羽毛布団、実はすごく評価できるポイントがあります。
※上から目線で申し訳ない
ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団の評価
それは羽毛充填量が1.0kgと少ないこと。
少ないと書くとマイナスな表現に聞こえますが、羽毛布団では逆です。
軽くて暖かいことこそが羽毛布団の良さですから、軽くて暖かくできるのならそれは品質が高いということです。
このラジオリビングの羽毛布団も軽さにこだわって作られているそうですが、1.0kgで真冬1枚でしのげるレベルのロイヤルゴールドラベル品質なら、購入してみる価値は十分にありそうです。
テレビショッピングなどで羽毛を増量しました!などといかにも増量がお得に感じるような売り方を目にしますが、増量するということは重くするということで、さらにいえば増量しないと保温力を保てないほどの品質だということです。
増量を売りにすることで逆に品質の悪さを露呈してしまっているのです。
ラジオリビングの羽毛布団のコンセプトは軽さと暖かさ。
それは実は最も羽毛布団に求められている特徴です。
1.0kgで暖かさが保てるなら上質な羽毛布団だと言えます。
変に一般的な羽毛布団は、、、とかではなく、もっとこの軽さの部分を売りにしてラジオショッピングをやればいいのになとちょっと思ったりします。
羽毛布団が大ピンチ!羽毛価格の高騰の訳とは
羽毛布団の高騰の訳
最近羽毛布団のお値段が急騰しているって知ってました?
最初に言ってしまうと羽毛布団の買い替えを検討しているなら
本当にはやめに購入したほうが良さそうです。
まずはこの記事を読んで見てください。
http://www.tbsradio.jp/stand-by/2013/06/post_5749.html
- 円安
- 鳥インフルエンザの影響
- 動物愛護
- フォアグラや北京ダックの消費減
- 食文化の向上
- 中国での消費増
- ダウンジャケットの流行
これらの要因によって羽毛の供給量が足りず、その結果羽毛の値段が高騰しているというわけです。
羽毛が値上がれば、当然ですが羽毛布団のお値段も上がります。
これから急激な値上げになることは必至なのです。
例えば楽天で人気のある羽毛布団も、2年前とはかなり値段が違いますよね。
すでに値段を上げている商品もかなり見受けられますが、それでもまだまだ、これから本格的に高騰することが予想されます。
これから先中国が急に鶏肉を食べる文化に戻ることは考えられません。
ダウンジャケットの流行も続きそうです。
鳥インフルエンザもこの記事を書いている今日ですらニュースになっています。
このように当面は羽毛にとっては厳しい状況が続きそうです。
日本では羽毛布団の普及率が高く、あまり買い替えるものでもないので大きな騒ぎにはなっていませんが、数年後には買い替えようと思っていたなら、
急いで買い替えてしまうほうが賢いかもしれません。
羽毛布団の寿命ってどのくらい?
気になる羽毛布団の寿命
非常に高級なものが多い羽毛布団。寿命が気になる人も多いのではないでしょうか?
せっかく買った羽毛布団なのに寿命が1年では話になりません。
どのくらいで買いかえればいいのか、という問題は羽毛布団所持者にとって大事な問題です。
ここでは気になる羽毛布団の寿命についてまとめていこうと思います。
布団カバーを掛けて丁寧に使用すれば・・・
羽毛布団は耐久性が長いとされています。
しっかりと布団カバーを掛けて丁寧に使用すれば10年から15年程度は十分に使えるそうです。
とはいっても、羽毛布団を使っていく状況・環境によったり、利用者の体質によって大きく変わってきます。
特に重要とされるのが湿気です。汗であったり、保管場所の湿度の多さが大きく羽毛布団の寿命に大きくかかわってきます。
このように汗等の汚れや、湿度の高いところにおいて羽毛の痛みなどがひどくなると羽毛のかさが減り、
羽毛のカサがへたってきて、本来の羽毛布団の暖かさなどの特性が失われてしまいます。
また、長期間使用すると側生地が傷んで羽毛が吹き出てくる場合もあるそうです。
ヘタってきたらリフォームしましょう!
とはいっても、羽毛布団はある意味永遠に使えます。
それは、羽毛布団はリフォーム・打ち直しができるからです。
10-15年程度で羽毛が傷んで来たら、ある意味その羽毛布団の寿命が来たことになりますが
リフォーム・打ち直しをしてあげることでその羽毛布団の寿命が延びます。
買い替えるよりはリフォーム・打ち直しの方が安くつきます。
羽毛布団のカサが減ってきたなぁと思っている方はぜひ考えてみてください。