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羽毛布団が大ピンチ!羽毛価格の高騰の訳とは
羽毛布団の高騰の訳
最近羽毛布団のお値段が急騰しているって知ってました?
最初に言ってしまうと羽毛布団の買い替えを検討しているなら
本当にはやめに購入したほうが良さそうです。
まずはこの記事を読んで見てください。
http://www.tbsradio.jp/stand-by/2013/06/post_5749.html
- 円安
- 鳥インフルエンザの影響
- 動物愛護
- フォアグラや北京ダックの消費減
- 食文化の向上
- 中国での消費増
- ダウンジャケットの流行
これらの要因によって羽毛の供給量が足りず、その結果羽毛の値段が高騰しているというわけです。
羽毛が値上がれば、当然ですが羽毛布団のお値段も上がります。
これから急激な値上げになることは必至なのです。
例えば楽天で人気のある羽毛布団も、2年前とはかなり値段が違いますよね。
すでに値段を上げている商品もかなり見受けられますが、それでもまだまだ、これから本格的に高騰することが予想されます。
これから先中国が急に鶏肉を食べる文化に戻ることは考えられません。
ダウンジャケットの流行も続きそうです。
鳥インフルエンザもこの記事を書いている今日ですらニュースになっています。
このように当面は羽毛にとっては厳しい状況が続きそうです。
日本では羽毛布団の普及率が高く、あまり買い替えるものでもないので大きな騒ぎにはなっていませんが、数年後には買い替えようと思っていたなら、
急いで買い替えてしまうほうが賢いかもしれません。
京都西川と東京西川の違いとは?
京都西川と東京西川の違いって?
羽毛布団や寝具で有名な「西川」さんですが、意外なことに歴史は1566年と非常に古いんです。
創業447年を迎えておりますが、1940年代に別々の会社になり、西川グループとなったそうです。
西川グループと言ってもそれぞれ別々の会社として今日は営業しいます。しかもそれぞれがライバル関係になっております。
ここで、疑問になってくるのは「それぞれの西川ブランドで品質は異なるの?」という点です。
チェーン店扱い?
上記の問題ですが、そこはご安心下さい。
西川グループは準直営形式による共同ブランドの使用や仕入れ・物流の共有形式のチェーン店ということになってます。
なので品質、ランクはそんなに変わりません。
あくまで「西川ブランド」として考えてしまっても問題ないでしょう。
なんといっても創業400年以上の超老舗です。品質には一切の疑いはありません。
最高級の羽毛布団から、普及品の羽毛布団まで幅広く取り扱っており、老舗ならではの安心感もあります。
京都西川と東京西川、西川など、企業名がごっちゃになってしまうのがちょっと残念ですが、
あくまで消費者としては大きな「西川ブランド」で購入する。という感じで購入したほうが良いかもしれませんね。
細かいことは気にせずいきましょう(・∀・)
アイダーダックダウンの羽毛布団!
最高級アイダーダックダウンの羽毛布団
百貨店で羽毛布団売り場をのぞいてみると、100万円前後もする高価な羽毛布団を見かけることがあります。
これほどの価格の羽毛布団とは、いったいどのような布団なのでしょうか?
こちらの羽毛布団の羽毛にはアイダーダックが使われています。アイダーダックは極寒地のグリーンランドやアイスランドの沿岸に生息している水鳥です。
極寒地で暮らすアイダーダックは、厳しい寒さから身を守るためにダウンボールが非常に発達しています。
アイダーダックで作ったアイダーダウンであれば、ほかのどの種類の羽毛と比べても保温性や吸湿性、弾力性に優れていますし、一つ一つがかぎ状に絡まった構造をしていてより多くの空気を含むことができますから保温力も群を抜いています。
しかしアイダーダックは生息数も少なく、あまり採れる羽毛ではありませんから希少価値も高くなっています。
希少価値ゆえに、アイダーダックの羽毛布団は非常に高値になっています。
希少価値をさらに高めようと、布団業界では生地に綿を使わず、高級感を出そうとシルクを使っていることが多いです。
羽毛布団で最大手のメーカーである東京西川ではアイダーダックを使用した羽毛布団を販売しています。やはり価値を高めるために生地にはシルクが使われていますし、アイダーダックの羽毛比率は95%と最高級になっています。お値段はお値引き後でも78万円になります。お値引きされたとしてもほかの羽毛布団とは比べられない高値になっています。
2100万円の最高級羽毛布団!
ピンからキリまで羽毛の品質や側生地の質の違いによって価格幅がかなり広くなっている羽毛布団ではありますが、2009年の11月17日に三越札幌店から最高級品の羽毛布団が発売されました。
なんと価格は2100万円にもなります。
これだけの最高級品ですから、もちろん羽毛布団の中身のスペックも最高級品となっています。
中の羽毛は一番高級とされている100グラムで10万円もするアイダーダックが使用されています。最高級の羽毛がなんと1.2キログラムも充填されている羽毛布団です。これだけ入っていればふかふかでしょうし、温かさもこれ以上ないほどでしょう。真冬でもぽかぽか、一年通して寝心地がどれだけよいか想像できないほどです。
最高級! その理由は?
最高級なのは羽毛布団の中身だけではありません。さすがに2100万円もしますから、中身にあわせて布団の表地もほかとは比べようもないほど高級なものにしてあります。
表地は、染色工芸家の第一人者である久保田一竹さんの『辻が花染』になっているそうです。
染物に詳しくない方にはそれを聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、見た目も品質も最高級なのでしょう。
羽毛にあわせて見た目も美しく、肌触りも最高の羽毛布団になっているのでしょう。
実際に、この羽毛布団を購入した方はいらっしゃるのでしょうか?
これだけの価格を出せばマンションも買えるぐらいです。
最高級の布団を何よりも求める方が購入されたかもしれませんね。