9月, 2014年
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羽毛布団は洗濯機で洗える?
羽毛布団といえば、「自宅で洗えない」というのが通説です。
羽毛布団は繊細でナイーブな寝具なので自宅で「洗濯器で洗う」のは完全にNGです。
何も考えずに、対策せずに洗濯機で洗うとどうなるか・・・
羽毛が洗濯機の中に飛び散り、洗濯機内はぐじゃぐじゃのどろどろ状態になってしまいます。
高級であればあるほど洗濯機で洗うのは完全NGです。
これらを防ぐために世の中に羽毛布団専門クリーニング屋があるのです。
しっかりとそこを理解しておきましょう。
世の中には「洗える羽毛布団」というものもありますがかなりのイレギュラーです。
もし、どうしても家で洗いたい!
という方がいるのであれば、洗濯機で洗うのは辞めましょう。
桶に30度以下のぬるま湯をたーっぷり入れて「手洗い」で洗いましょう。
優しく優しくもむように洗い、羽毛に傷つけないよう気を付けて洗ってください。
洗剤も薄めでいいです。
もし、体重の軽い方であれば足で踏みながら洗っても良いです。
そして大事なのが濯ぎです。
最低でも3回はしましょう。
そして、1日かけて風呂場で水気をとり、さらに日陰で1-3日かけて干しましょう。
これだけの時間をかけるのが羽毛布団のクリーニングなのです。
めんどくさいと思った人は、時間を買う意味でも専門業者に出しちゃった方がベターです。
私は失敗も怖いので必ず業者に出します。
【これだけで長持ち】羽毛布団の干す時間と頻度。
羽毛布団は結構お値段のするものですよね。
しっかりとお手入れ&メンテナンスしていれば長く使えるものですので、コスパは非常に良いんですがお手入れ方法を間違えると逆にダメにしてしまうのです。
特に大事なのが「羽毛布団の干す時間と頻度」と言われています。
せっかく買った羽毛布団ですので出来れば末永く使いたいですよね。
今回はそんな「羽毛布団の干す時間と頻度」についてご紹介していきます。
超重要! 羽毛布団の干す時間
羽毛布団は非常にナイーブです。
特にダウンボールは太陽光にあて過ぎるとダメージを受けてしまいますので、長時間干すのはご法度です。
麻から夕方まで干しっぱなしといったことの無いようにしましょう。
基本的には日がてっぺんに来るまでの、10-12時頃が最適でしょう。
その時間外であれば3時以降の夕方前あたりが日差しも強くなくおススメです。
ニュアンスとしては日に当てるというより、風を通す程度とお考えください。
また、曇りがちな日は避けましょう。
雨の日の翌日も避けた方がベターです。
晴天の日の午前中がベストです。
そして大事な事ですが時間は「60-90分程度」で十分です。
それ以上はあまり意味が無いのでお勧めしません。
頻度は月に1.2回程度でオッケー
週に1回も干さないで良いです。
出来れば2週間に一回、出来れば2週間に一回程度干せば問題ないです。
むしろ大事なのが普段の使い方です。
「寝起きに羽毛布団に空気を入れておく」だけでかなり違ってきます。
寝起きにくしゃくしゃにしたままお出かけしないで、しっかりとベット上に羽毛布団を広げて、バサバサッと煽いで空気を吸わせてあげておくとかなり風通しが良くなります。
朝の日課にしてみましょう。
これだけで羽毛布団の持ちがかなり違ってきますよ♪
羽毛布団保管のコツ。収納袋に入れてスッキリ。
夏が終わり、夏用の羽毛布団を保管する季節がやってきましたね。
羽毛布団はしっかりとお手入れをして、しかるべき保管方法で保管していれば非常に長い間使える寝具です。
使い捨てのマットレスや敷き布団とは違い、ある意味一生使えるほどのポテンシャルを秘めているのです。
そこで羽毛布団を保管する方法を今回はご紹介したいと思います。
圧縮袋はなるべく避けよう
まず、よく圧縮する方法がありますが、あんまりおすすめは出来ません。
考えればわかる事ですが圧縮すれば羽毛は潰れます。
また、羽が入っていたら芯が折れたり、袋を破ったりと悪いことだらけです。
唯一のメリットは収納場所を節約できることですが、よほど家の中の収納に困っていない限り圧縮はやめておきましょう。
単に押し入れに入れるだけ。もなるべく避けましょう
別にこれだけでも良いのですが、前述した理由と一緒で押し入れの中に入れておくと羽毛布団の上に違うものを重ねがちです。
これだと羽毛を潰しかねませんので避けておく方がベターでしょう。
また、押し入れ内は風の通しが良くありませんので、入れる場合は定期的に押し入れを開けておく癖をつけておくと良いかもしれません。
ベストは収納袋に入れて保管。100均でも購入可。
一番のお勧めは専用の収納袋に入れて保管することです。
100均でも購入可ですし、Amazon、楽天でも簡単に購入できます。
これに羽毛布団をすっぽり入れて保管しておきましょう。
その際はなるべく風通しのいいところに保管しましょう。
クローゼットやウォークインクローゼット、寝室のタンスの上などがおススメです。
押し入れに入れる場合は、上記のとおり定期的に風通しをしてあげると良いでしょう。
羽毛布団のクリーニング&保管サービスとは?
羽毛布団はそれこそ数十年ももつ非常にコスパの良いアイテムです。
しかし、それはしっかりとクリーニングなどのお手入れと、しっかりとした保管をして初めて可能となります。
そしてこのクリーニングは自宅ではできないのです。
このサイトでもお伝えしているように、必ず専門業者に数年に一度出さなくてはいけません。
それさえ守っていれば長く愛用できるでしょう。
また、それと同じぐらい大事なのが「保管方法」です。
このサイトの他エントリー「羽毛布団の収納方法」で詳しくご紹介しましたが、じつはさらにおすすめの保管方法があるのです。
それは業者の羽毛布団の保管・預かりサービスを利用することです。
そう、クリーニングに羽毛布団をだしたあと、そのままクリーニング業者に6か月~1年間預かってもらうというシステムです。
楽天上でも人気の業者もありますし、結構メジャーな存在になってきました。
ベストな選択は夏用の羽毛布団・肌掛けと冬用の羽毛布団を6ヶ月クールでクリーニング&保管・預かりサービスを利用することです。
これであれば、クリーニングに出しつつ、使わない羽毛布団を預かってもらえるのです。
まぁ、この方法はおもいっきりお金がかかる方法ですので、数年に一回これを出来れば全く問題ないでしょう。