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羽毛の価格が高騰 今が買い時って本当なの?
羽毛布団の値段が急騰していることをご存じですか?
実は羽毛布団に限らず、羽毛製品の価格は上昇傾向にあります。
これにはいくつかの原因が考えられます。
まず、羽毛の生産量が減っていること。羽毛は食用の副産物として作られています。
今問題となっているのがフォアグラで、フォアグラの生産量が減っていることで、羽毛の生産量も減少しています。
細かい話は省きますが、動物愛護の観点からフォアグラの生産量はかなり少なくなっています。
ヨーロッパではフォアグラの生産を禁止している国もあるほどで、その結果副産物としての羽毛もとれなくなっているのです。
ことの善し悪しは別として事実減少していることは間違いありません。
さらに鳥インフルエンザ、食文化の向上により羽毛の元になる鳥の生産も減少しています。
つまり供給が大幅に減っているのです。
一方需要は増えています。
ダウンジャケットの大流行は皆さんご存じだと思いますが、生産量が限られているなか、羽毛布団ではなくダウンジャケットに羽毛が流れているのです。
さらに今まで供給側だった中国に富裕層が生まれたことで、すでに最需要国となっています。
このように羽毛は供給が減少しているにも関わらず、需要は増加しており、この流れは当分変わりそうにありません。
とすれば羽毛の価格はさらに上がり、羽毛布団も値上がりすることが予想されます。
羽毛布団の買い替えを検討している人はおはやめに購入を考えてください。
ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団って本当にお買い得なの?
ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団の口コミ・評判
今日車に乗ってニッポン放送を聞いていたら、羽毛布団のラジオショッピングをやっていました。
ちょっと気になったのでそれについて書いてみたいと思います。
そこまで詳しく一語一句覚えていないのですが、まず、ラジオで言っていたのが、「羽毛の混合率は通常50%~70%が多く、この羽毛布団はなんと90%」
これを聞いたとき、おいおいさすがにそりゃないだろうと。
他の羽毛布団屋さんがちょっと怒りそうな表現です。
このサイトでもかなりの羽毛布団を紹介してきましたが、いくら安くても羽毛の混合率は大体85%以上はあります。
正直その辺のスーパーへ行って羽毛布団を見てみても混合率が50%なんて売っているのをほとんど見たことがありません。70%の混合率ですらあまり見かけることはないですよね。
で、このニッポン放送のラジオリビングの羽毛布団、ハンガリー産の羽毛が90%で立体キルトで国内仕上げでシングルが28,800円。
これだけではちょっとお買い得なのか分からないのでもう少し詳しくスペックを見ていきます。
まずハンガリー産の羽毛ですが、これグースではなくダック。
産地はいいとしても高品質なグースの羽毛ではありません。
もちろん一概にはいえませんが、一般的にはダックよりもグースの方が、ダウンボールが大きく保温力に優れています。
立体キルトは今や当たり前ですからこれも売りにはなりにくい。
側生地は超長綿100%でこれはよさそうです。
ダウンパワーを示すラベルはロイヤルゴールドラベルが付いています。
このスペックでシングルサイズが28,800円がどうかというと、正直、妥当。
とってもお買い得とまではいかないかなというのが感想です。
ただ、この羽毛布団、実はすごく評価できるポイントがあります。
※上から目線で申し訳ない
ニッポン放送ラジオリビングの羽毛布団の評価
それは羽毛充填量が1.0kgと少ないこと。
少ないと書くとマイナスな表現に聞こえますが、羽毛布団では逆です。
軽くて暖かいことこそが羽毛布団の良さですから、軽くて暖かくできるのならそれは品質が高いということです。
このラジオリビングの羽毛布団も軽さにこだわって作られているそうですが、1.0kgで真冬1枚でしのげるレベルのロイヤルゴールドラベル品質なら、購入してみる価値は十分にありそうです。
テレビショッピングなどで羽毛を増量しました!などといかにも増量がお得に感じるような売り方を目にしますが、増量するということは重くするということで、さらにいえば増量しないと保温力を保てないほどの品質だということです。
増量を売りにすることで逆に品質の悪さを露呈してしまっているのです。
ラジオリビングの羽毛布団のコンセプトは軽さと暖かさ。
それは実は最も羽毛布団に求められている特徴です。
1.0kgで暖かさが保てるなら上質な羽毛布団だと言えます。
変に一般的な羽毛布団は、、、とかではなく、もっとこの軽さの部分を売りにしてラジオショッピングをやればいいのになとちょっと思ったりします。
汗っかきの人におすすめの羽毛布団の選び方
汗っかきの人にとっての羽毛布団の選び方はちょっと基準が異なります。
通常は暖かさと軽さに重点をおいて羽毛布団を選ぶのが一般的ですが、汗を多くかく人は、まず何よりも通気性に重点をおいて選びましょう。
もちろん暖かさと軽さも重要なので、プラスで通気性を気にして選ぶと言ったほうがいいかもしれません。
いかに羽毛布団に汗を溜め込まないかが重要で、なかに汗がこもってしまうと羽毛は痛みカビやハウスダストの温床になりかねません。
羽毛には汗などの水分を弾く効果がありますが、それはあくまでも水鳥の羽毛の場合。
水鳥ではない羽毛ではそこまで汗を弾いてくれません。
これはかなり重要なことですが、水鳥の羽毛かどうかは表示されていることも少なく、判断が難しいのが現状です。
とすればは羽毛の産地から選ぶしかありませんが、ポーランド産やハンガリー産などグレードの高い羽毛が充填された羽毛布団を選んでください。
多少高額にはなりますが、汗を多くかく人は羽毛布団やベッドパッドなどの寝具にはある程度お金をかけるべきです。
それだけ汗は快眠にとっても、衛生的にもよくありません。
吸湿発散性に優れた寝具を選んでください。
あとは羽毛布団の側生地にも気を遣う必要があります。
側生地の素材のなかでは綿が最も吸湿性に優れています。
側生地が綿100%の羽毛布団を選んでください。
綿とポリエステルの混合は避けたほうが無難です。
ポリエステルは綿に比べて発散性に乏しいため、側生地は綿100%のものを選んでください。
もちろん綿ポリのほうが安価ですが、側生地も中身同様とても重要です。
快眠のため、より衛生的に使用するために羽毛布団の側生地も必ず確認しましょう。
羽毛布団が大ピンチ!羽毛価格の高騰の訳とは
羽毛布団の高騰の訳
最近羽毛布団のお値段が急騰しているって知ってました?
最初に言ってしまうと羽毛布団の買い替えを検討しているなら
本当にはやめに購入したほうが良さそうです。
まずはこの記事を読んで見てください。
http://www.tbsradio.jp/stand-by/2013/06/post_5749.html
- 円安
- 鳥インフルエンザの影響
- 動物愛護
- フォアグラや北京ダックの消費減
- 食文化の向上
- 中国での消費増
- ダウンジャケットの流行
これらの要因によって羽毛の供給量が足りず、その結果羽毛の値段が高騰しているというわけです。
羽毛が値上がれば、当然ですが羽毛布団のお値段も上がります。
これから急激な値上げになることは必至なのです。
例えば楽天で人気のある羽毛布団も、2年前とはかなり値段が違いますよね。
すでに値段を上げている商品もかなり見受けられますが、それでもまだまだ、これから本格的に高騰することが予想されます。
これから先中国が急に鶏肉を食べる文化に戻ることは考えられません。
ダウンジャケットの流行も続きそうです。
鳥インフルエンザもこの記事を書いている今日ですらニュースになっています。
このように当面は羽毛にとっては厳しい状況が続きそうです。
日本では羽毛布団の普及率が高く、あまり買い替えるものでもないので大きな騒ぎにはなっていませんが、数年後には買い替えようと思っていたなら、
急いで買い替えてしまうほうが賢いかもしれません。
羽毛布団のクリーニングについて
羽毛の掛け布団は基本的にキルティングが施されているため、そのまま洗っても問題ないとも言われています。
ただ、この場合、高級であれば高級であるほど、そうではない。という事を知っておいてください。
高級な羽毛布団をクリーニングする際は、しっかりと専門のクリーニング業者へ依頼しましょう。
高級な羽毛布団というものは、手触りを重要視しているため、
側生地をコーティングしていません。そのため、普通にクリーニングしてしまうと羽毛が漏れてしまうのです。
基本的には羽毛布団はクリーニング業者に任せましょう。
これはケチらずにしっかりと業者にお願いすることが大事です。
ちなみに羽毛布団のキルティングとは、羽毛が偏らないように布団の内部を分割している構造のことです。
一方、敷布団の多くは、キルティングが施されていないため、そのまま洗うと、中の綿が偏ってしまって、取り返しのつかないことになるそうです。
敷布団もできればクリーニング業者へ出すことをおすすめします。
このように、羽毛布団は自分で洗うことはお勧めしません。
必ず、クリーニング業者へクリーニングを出して、しっかりとメンテナンスしましょう。
基本的には、影干しして日頃のお手お入れを行い、
定期的にクリーニング業社へ出しましょう。
ちなみに、最近では楽天市場にて羽毛布団の預かりクリーニングサービスが出店しているらしいですね。
非常に簡単に申し込みができますので、楽天サービスに加入している人は、この楽天クリーニングサービスを利用しても良いかもしれませんね。
羽毛布団 ランキング情報!
気になる羽毛布団のランキング情報!
ランキング情報って気になりますよね。
なかなか買わない商材であればあるほど、失敗したくなくなるのも無理はありません。
他の人が多く買っている人気の商品であれば、余程の事がない限り大きな失敗はしないでしょう。
これはもちろん、羽毛布団のランキングでも同じ事が言えます。
楽天やその他通販サイトのランキング情報をしっかりとチェックすることで、
おのずと他の人が何を優先的に選んでいるのか、重要視しているのかが見えてきます。
また、ランキングを見ていくと、いろんな勉強にもなります。
羽毛布団を選ぼうとしている方は、ランキングサイトで1位~10位ぐらいまでの羽毛布団をチェックして、
いろんな勉強をしてみるのも良いかもしれませんね。見えてくるものがあるはずです。
ちなみに、楽天でランキングで管理人が気になった羽毛布団を簡単にご紹介しましょう。
この商品への楽天のレビュー数のほとんどが5つ星で、平均で4.8を超える支持を集めているものすごい商品です。
さすが楽天で人気の商品ですね。あたたかさを決めるかさ高も18cm以上とものすごいことになっています。
ダウンの比率も93%と非常に高くなっているので、とっても軽く、快適な寝心地を実現できるはずです。
高品質や超お買得価格の秘密一体何なんでしょうね・・・いずれにせよ安心できる大きな会社なので問題は無さそうでした。
気になる方はぜひ楽天のランキング情報を覗いてみて下さい。15000~30000円程度の羽毛布団がランキングの中ではオススメです!
ハンドピック?マシンピック?
手摘みと機械摘みの違い。羽毛の採取方法。
羽毛布団の購入を考えたとき、羽毛の採取方法にも目を向けてみてください。
「ハンドピックポーリッシュホワイトマザーグースダウン」という表記を見たことがあるでしょうか?
その言葉どおり、ポーランド産の母ガチョウの羽毛が充填されている、という意味ですが、ハンドピックとは何を指すのかご存知でしょうか?
ハンドピックという言葉を直訳すれば、『手摘み』になります。
手摘みとは何かと言うと、羽毛を採取するときに手作業で採っているということです。
採取するときに機械を用いることなく、手作業で丁寧に摘んでいるわけです。
ハンドピックで摘まれた羽毛は傷が少ないですから、羽毛は耐久性に優れており、強いものになります。
羽毛布団は耐久性がよいものとされていますが、それはハンドピックであればなおさら耐久性があるので、長く使える布団になります。
ちなみに、機械を使って摘まれた羽毛をマシンピック、つまり機械摘みと呼んでいます。
羽毛を採取するときに傷がついていないので、高品質な布団だとあらわすためにハンドピックという表示がつけられているので、ハンドピックという表記がない羽毛布団はおそらくマシンピックのものでしょう。
ハンドピックのほうがもちろん手間が掛かるわけですから、値段もその分高価になります。
羽毛布団の購入において、ハンドピックの羽毛布団かどうかという問題は優先順位としてはそれほど高くなく、ほかの品質のほうを重視して考える必要はありますが、もし予算があれば、羽毛の採取方法にも目を向けてもよいと思います。
クーリングオフ制度で安心のお買い物
いくら気をつけていたとしても、訪問販売などで羽毛布団を買わされ、業者がキャンセルを受け付けてくれないことが起きるかもしれません。そんなときはクーリングオフの手続きをしてください。
購入してから8日以内ならクーリングオフの適用が可能です。
羽毛布団の通販で悪徳業者にだまされた場合
クーリングオフの適用を申し出たとしても、悪徳業者は難癖をつけて受け付けてくれないと思います。
キャンセルができないと契約書に書いてある、または今回はクーリングオフの適用外である、といろいろな言い訳をつけてキャンセルさせないようにしてくるでしょう。
適用外のこともあることにはありますが、キャンセルできないことが契約書上にありキャンセルしないと署名したとしてもクーリングオフは適用されます。
訪問販売など、正しい判断ができずに購入してしまった消費者を救うためにもクーリングオフという制度ができたため、実際に自分が店頭で購入した場合には、クーリングオフは適用されません。
なかなかキャンセルしてもらえないときはすぐに消費者センターに連絡を取ってください。どうしても埒が明かない場合は、行政書士などの専門家にお願いして助けてもらいましょう。
クーリングオフの場合、問題が大事になれば大変な労力と精神力を使うことになりますから、はじめからきっぱりと強く断ることをおすすめします。
アイダーダックは別ですが、羽毛布団の値段は昔とは違い、いくら最高級品のものでも何十万もすることはありません。羽毛布団の悪質商法において、被害額の平均は約50万円ほどだそうです。そこまで高い金額の羽毛布団は、デパートに行ったとしてもほとんどありませんからその点を覚えておいてください。
以前は羽毛布団が非常に高価でしたので、何十万してもそんなものだろう、と思ってしまうかもしれません。しかし、今はかなり値段が下がっていますので、何十万円もする羽毛布団を訪問販売で出されても、それは適正な価格であるわけがないのです。だまされることがないよう、気をつけてください。
羽毛布団、普及の歴史。
羽毛布団はどのように普及して言ったのでしょうか
ここで羽毛布団が普及した歴史について考えてみましょう。
ヨーロッパでは羽毛布団はかなり昔からありましたが、日本で羽毛布団が使われるようになったのは明治時代ごろのようです。
しかし、当時は超高級品だったため、庶民には手の届かない存在でした。
昭和40年代になると、国民の所得は増え、羽毛布団に課せられていた高い物品税も廃止されました。
それから羽毛布団は徐々に普及していくことになります。
その後、中国との関係が良好になると、安価な羽毛を安定して輸入できるようになったため、羽毛布団は爆発的に普及を遂げます。
羽毛布団業界の悲しい歴史。悪徳業者の横行
しかし、そこから悲劇が生まれました。普及の流れに整備が追いつかず、悪徳業者がうまれたのです。彼らは羽毛の中身を偽装して販売したり、実際の品質よりも高い法外な値段をつけて羽毛布団を売ったりし始めました。
悪徳業者がうまれて悪質な訪問販売が行われた結果、羽毛布団の信頼性は薄れました。
今でも羽毛布団は信用できない、と思われている方も少なくはないと思います。
たしかに現在でも羽毛布団を訪問押し売り販売する業者もいるようですから、だまされないように注意しましょう。
しかし、実際の販売店やネットで販売されている羽毛布団については、品質と価格のあったものが売り出されるようになってきました。
羽毛布団は信用できないという偏見をなくしてほしいとメーカー側も必死ですから、昔のように羽毛の中身を偽装することはなくなってきたのでしょう。
しかし、いまだに粗悪品が市場に出回っている可能性は否定できません。
粗悪品の羽毛布団を購入しないよう、事前に羽毛布団に対するしっかりした知識を持って慎重に選んでから購入するようにしましょう。
羽毛布団の意識調査で驚きの…!
羽毛布団は毛布の上と下のどちらにした方がよいと思いますか?
2009年の3月にYAHOOでその質問に対する意識調査が行われました。その結果、羽毛布団は毛布の上にすると答えた人は全体の58%もいました。
この結果には驚かされます。これまで何度も申し上げたことですが、羽毛布団は自分の体温で温めるから温かいのです。体温の温かさが布団に伝わり、それで温かさを感じるのですから、下に毛布があれば体温は羽毛布団には伝わりにくくなってしまいます。羽毛布団の側生地が上質であったとしても、毛布があっては意味がありません。温かさが損なわれてしまっては羽毛布団の良さが発揮されません。58%もの人が、羽毛布団の良さを味わえないでいるとは驚きです。
このような結果を生んでしまった原因は販売する側にもあるのではないでしょうか?デパートでも専門店でも、羽毛布団の温かさはどのようにうまれるかを消費者にきちんとわかるように説明し、羽毛布団をどのように使えば温かく眠ることができるかを伝えてから販売すべきなのです。
毛布をかける必要がないのに毛布をかけてしまう人もいるでしょう。羽毛布団1枚では寒いと考えて、最初から毛布を併用してはいないでしょうか?毛布が必要か否かも販売店はきちんと説明しなくてはならないと思います。
羽毛布団は急速に普及した商品です。偽装も多くありますが、販売店側も羽毛布団に対して正確な知識を持っているでしょうか?わからないままに売る販売店側にも責任はあると思います。
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