羽毛布団の生地・キルト


羽毛布団の生地・キルトって?

羽毛布団の側生地の縫製は綿布団とはまったく異なります。マスを作ってお部屋のように仕切って縫製されています。

しかし、なぜこのような縫製がされているのでしょうか。羽毛は綿とは違って単体として存在しているため、軽くて動いてしまいます。寝返りを打つと羽毛が寄ってしまいがちです。羽毛が寄ってしまうと、羽毛の多いところは温かいですが、羽毛の少ないところは寒くなり、それぞれ場所によって保温力が変わってしまいます。だからその対策のためにマスを作って縫製し、羽毛の偏りをふせいでいるのです。

羽毛は部屋を仕切るようにマスごとに均等に分けられます。部屋を仕切る壁として、表地と裏地の間に弁が作られます。弁は空気を通しますが、羽毛をほかのマスに移動しないようにできています。そういった弁を作る羽毛布団の作り方を立体キルトと呼んでいます。現在販売されている羽毛布団のほとんどが立体キルトです。

以前の羽毛布団は、表地と裏地が碁盤のように縫製されてくっついていました。くっついている側生地が邪魔をしてしまうため、このようなキルトでは、羽毛本来のかさ高を出せませんでした。もちろんこの縫製でも羽毛はほかに移動しないので羽毛の偏りはありませんが、表地と裏地がくっついているためにそのくっついた部分は膨らまず、保温力も落ちてしまいます。

そういうわけで、表地と裏地の間に弁を設けて羽毛布団全体を膨らむように考えられたのが最近登場した立体キルトです。
現在、立体キルトは更なる進化を遂げ、表地は横4マス、裏地側が5マスの羽毛布団も市場に出るようになりました。
しかし、おすすめは4x5マスの羽毛布団です。マスは少なければ身体へのフィット感が薄れますし、マスは多いとかさ高が減り、ふくらみも出にくくなりますので、4x5マスぐらいがちょうどよいと思います。

現在はほとんどが立体キルトなのでキルティング方法で羽毛布団を選ぶことはないとは思いますが、ほとんど見かけることはないでしょうけれど、くれぐれも表地と裏地がぴったりくっついている昔ながらの羽毛布団を選ばないようにしてください。


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